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カルチャー 組織・会社 その他 2023.12.08

【サティス製薬の歴史】正しい綺麗を届けるための挑戦

【サティス製薬の歴史】正しい綺麗を届けるための挑戦

本日はサティス製薬の【歴史】についてご紹介します。
当社は今年で24周年*になります。
そこで、創業から24年の間で当社がどんなことに取り組んできたのか、ご紹介していきます。
*2023年12月8日時点

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1999年 サティス製薬創業

前身の株式会社サティスが創業されました。
その後、「サティス製薬」に社名を変更し、埼玉県吉川市平沼に工場を設立しました。
この場所から当社の歴史が始まったのです。

▼当時の平沼工場

 

2009年 オリジナル原料開発&評価試験スタート

現在も研究部の活動として行われているふるさと元気プロジェクト(FGP)や評価試験が開始されました。ふるさと元気プロジェクト(FGP)とは、日本全国の生産者を巡り、各地のこだわりを持った農産物・伝統植物から、化粧品原料となり得る国産素材を製品化するプロジェクトです。さらに、本来であれば捨てられてしまうような自然素材を活用したり、化粧品メーカーなどによるPRを通じて、消費者に生産者の思いやその地域にも関心を持ってもらうことで、地域活性化にも貢献しています。当時、原料は他社原料のみを使っていましたが、他社にはない独自性や付加価値を付与した化粧品原料を作りたいという想いから、FGPが始まりました。また、評価試験は、製品の魅力を数値や画像で見える化することで、消費者が正しい情報を元に製品を選択できる市場をつくりたいという思いから始まりました。

▼FGPの概要:https://www.saticine-md.co.jp/rd/about

 

 

 

2011年 埼玉県吉川市中井に本社工場移転

受注量の増加に伴い、工場を移転(今の中井本社工場を設立)しました。移転直後は新しい設備に慣れず、1日当たりの製造数が伸びませんでしたが、生産性向上のための改善活動を地道に行うことで製造量を平沼工場時に比べて大幅に伸ばすことができました。現在も、日々改善活動に取り組みながら皆様に届ける化粧品を製造しています。

▼中井本社工場

 

2012年 企業理念の制定

2012年、現在の企業理念「1人でも多くの女性に正しい綺麗を」が誕生しました。また、企業理念が生まれる前から作られていた経営理念*には、「社員の幸せ」や「利他の精神」「挑戦」への想いなどがありました。この当時の思いは今も受け継がれており、よく社内のコミュニケーションで「利他」や「挑戦」といった単語が使われています。

*経営理念
(1)従業員が物心両面で豊かになれる会社であること
(2)あらゆるステークホルダーに対し、満足を提供する会社であること
(3)何人たりとも私物化しない公正な会社であること
(4)前人未到に挑戦し続ける会社であること
(5)雇用を拡大し社会貢献する会社であること

 

2014年 研究所移転

2014年、研究所を東京都江東区に移転しました。新しい研究所はブランドを共創するためのシェアオフィスとしての機能もあります。本社工場のある埼玉県吉川市から、東京に移ったことで、多くの方に足を運んでもらいやすくなりました。

▼研究所エントランス

 

2017年 アジャイル開発プロジェクト発足

2017年には、アジャイル開発プロジェクトが発足しました。アジャイル開発プロジェクトとは、販売メーカーの協力のもと、市場における有効性No.1の処方を小ロットで製造・販売しながら、消費者の声や皮膚データを基に処方改良を行い、製品の「使用者満足度」を高速で高めていく活動です。本プロジェクトは、これまで以上に「顧客と一緒になって製品をアップデートしていく」という色が強いものだったため、今まで以上に、消費者のリアルな目線での製品開発が実現できるようになりました。それにより、製品の容器にアンケートのQRを付けるなど、消費者の感想を集める仕組みを作り、製品改良に反映することができたのです。このように、消費者の声を取り入れて、質の高い製品開発を目指しています。アジャイルプロジェクトとは、パートナー企業(化粧品ブランド)と協働し、有効性No.1処方を小ロット・低コストでテスト販売しながら、購入者の声や皮膚データを基に処方改良を行い、製品の「使用者満足度」を高速で高めていく当社独自の新しい製品開発手法です。

 

2019年 新規ブランド開発の受託を停止

実は、2019年からの2年間、新規スキンケアブランドの受託開発を中止していました。ありがたいことに、当時は取引数の上昇や、顧客のブランドの成長に伴った製品数の増加など、顧客からのニーズが大幅に増えていました。そのニーズに、質を担保しながら応え続けるためには、内部の体制を見直して、さらに顧客に貢献する体制を強化する必要があったのです。そのため、内部改革に重心を置いて製造基盤を強化するべく、2年間は年間1000件来ていた問い合わせを全てお断りするという大きな決断を下しました。結果、「ちゃんと作る」*というプロジェクトに全社で取り組み、顧客へのサポート体制を整えたうえで、2021年に新規開発を再開することができました。

*「ちゃんと作る」とは:製造過程をはじめ、各工程における品質向上を目的とした全社プロジェクト

 

2023年 「WITH BRAND Project」の開始

WITH BRAND Projectは、個人の方でも少額小ロットで気軽に自分のブランドを持つことができる、スキンケア化粧品の開発・製造サービスです。近年、スキンケア市場では「自分の肌にあった商品を選択したい」という消費者のニーズが高まり、製品の多様化が進んできました。また、働き方の多様化も後押しとなり、起業や副業などで自らブランドを立ち上げたいと考える人も増えています。

このような中でスタートした本プロジェクトは、当社のこれまでの立ち上げ実績を活かし、1 人でも多くの方が自分の肌や嗜好にあったスキンケアを開発・販売できるよう、個人の皆様に寄り添い、多種多様な化粧品ブランドを世の中へ送り出すサポートをしています。

誰でもブランドオーナーになる可能性があり、化粧品を通して世の中の自分と同じ肌悩みを解決へと導くことができます。また、一方で、消費者としては、諦めていた肌悩みを解決する化粧品に出会える機会が増えていきます。それがこのプロジェクトの最大の目標になります。

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今回は、当社の創業から現在までの歴史をご紹介しました。日々、私たち社員は消費者の根本的な肌悩みを解決をするために様々な取り組みを行っています。この記事を通して当社の挑戦に興味を持った方は、説明会案内等を適宜お届けしておりますので、ぜひエントリーしていただけますと幸いです。

 

▼当社採用HPはこちら
https://www.recruit.saticine-md.co.jp/

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